東京で唯一の「日本秘湯を守る会」会員宿。
早速お風呂へ。
私一人の事実上の貸しきり状態。なんたる贅沢!
つづいてお食事。
「日本秘湯を守る会会員宿限定」という惹句につられて「秘湯ワイン」。味には満足したが、しかしやはり日本酒の方が料理には合っていたかな。
「月夜見コース」とやらを。
こんにゃく刺。よい!
山女の焼き物と豆の煮物。ただ煮ただ焼くだけで、食材とはこれほどまでに美味くなるのかと感動した。いや、もちろんほかにもさまざまな工夫が施されているのは知っているが。料理とは人類の叡智の結晶である。単に旨いものが喰いたいがために、我々の先人たちも、我々自身も、そして我々の後継者たちも、ずっとずっと天文学的な時間と労力を注ぎ続ける。
たから荘滞在は1200~1330だったが、その間他に客なし。
日本人よ!私たちよ!もったいないですよ!これほどの宿を維持するもの、それは私たち庶民のなけなしの金であることを、私たちは肝に銘ずるべきだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿