0712、甲府駅着。
何度も通過したことのある駅だが、降りたのは初めてかな。南口すぐ側に徳川綱豊(後の6代将軍家宣)や柳沢吉保が藩主を務めた甲府城がある。しかし、歴史好きであればやはり躑躅ヶ崎館の方を真っ先に訪れたいと思うだろう。北口から2.6kmのため、徒歩でも行けるが、今回は時間の都合上バスを使った。バスは、交通系ICにも対応していた。
躑躅ヶ崎館は武田信虎・晴信(信玄)・勝頼の3代の居館。1919年に跡地に武田神社が創建された。
「人は城、人は石垣、人は堀」と信玄は言ったそうだが、なかなか立派な濠だ。
境内にはあちこちに家紋である武田菱。脳中には、自然とNHK大河ドラマ『武田信玄』のテーマが流れてくる。放送は1988年だから、小学校6年生の時だな。五代目・中村勘九郎演じる今川義元が桶狭間で討ち死にする場面はトラウマものだった。私は新潟出身だけど、上杉謙信には特別な思い入れはない。それは、彼の居城・春日山城が上越地方にあるのに対し、私の生まれ育ちが中越・下越地方だからだろう。でも、演じた役者というと、私の中ではGACKTではなくやはり柴田恭兵だ。
水琴窟については、なぜかかわいらしい女の子たちがアピールしていた。
バスで駅に戻り、北口のそば屋「丸政」で朝食。
「丸政」は巨大な鶏の唐揚げののる「山賊そば」で知られている。私は2年前に長野・東御に伝説的力士・雷電為右衛門の足跡を訪ねた際に、途中下車した小淵沢駅でやはり「丸政」に寄ったことがある。その時はあまりお腹が空いていなかったので「山賊」はたのまず。今回は食べたいと思っていたのだが、朝早かったためか(それでも8時台だけど)店頭になし。よって、並んでいた天ぷらを適当にピックアップした。
蕎麦については、2年前に経験済みのため、期待値は低めだった。まあ、こんなものでしょうね。
駅構内へ。
このポスト、旅先のあちこちで見かけた。追放されるべき悪書というのは、世の中には確かに少なくないと思う。けど、たぶんこのポストを設置した人たちと僕では判断の基準が違うのだろうなあ。
特急「ふじかわ4号」に乗り、身延を目指す。
0 件のコメント:
コメントを投稿